異業種交流会はお礼状の内容次第で、成果へ繋げることができる
異業種交流会は、毎回多種多様な業種の方々にお越し頂き賑わっています。
大人数の異業種交流会では、たくさんの方と名刺交換を行います。
ですので異業種交流会が終わった後には、手元には50枚近くの新しい名刺があることもあります。
自分が参加している異業種交流会に満足できていない場合は、下記の記事を参考にして選ぶ基準を変えてみましょう。
名刺交換した相手の事を覚えておくことも大切なことですが、逆に相手に自分の事を覚えてもらっておくことも非常に重要です。
自分が記憶できているか忘れてしまうかは、自分の努力次第でどうにでもできます。
相手に覚えてもらえるかは相手次第だから、自分ではどうにもできないよね…
もし、上記のようなお考えの場合は、非常にもったいないので今すぐ改善しましょう。
そうすることで、今まで異業種交流会へ参加しても成果に繋がっていなかった人でも、成果に繋げることは可能になります。
この記事では異業種交流会へ参加した後の、お礼のやり取りについて詳しく解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。
すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)
これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。
現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。
~主な取扱い業務~
大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成
異業種交流会でお礼状を送れば、相手にも思い出してもらえる
相手に覚えておいて貰えるかどうかも、自分次第でどうにでも変えることができます。
相手が異業種交流会で名刺交換した参加者全員を覚えているかどうかは、相手にとっても同じことなのです。
つまり、相手も手元にある名刺の中で、どれが誰だか分からなくなっている可能性があります。
そんな時にあなたから届いたお礼状を読むことで、相手にも思い出してもらえる可能性が上がります。
誰から返信しようか考えている時にお礼状が届けば、自分への返信の優先順位を上げることもできるのです。
異業種交流会の最中に、相手の印象に残るかどうかも同じくらい重要ですが、この記事では異業種交流会が終わった後の行動にフォーカスを当てていきます。
相手の印象に残るためにはどうしたら良いのかお悩みの場合には、下記の記事が参考になります。
異業種交流会でお礼状を出そうにも、名刺だけでは誰か分からなくなるのを防ぐには?
まだ異業種交流会に参加し慣れていない内は、異業種交流会が終わった後には、先程交換した名刺がもう既にどれが誰だか分からない現象に陥ることがあります。
もしどれが誰だか分からないような場合には、仕事を始めたばかりの時に分からないことがあれば、メモするのと同じように、こまめに相手の特徴や会話の内容などのメモを取るようにしましょう。
名刺交換をしたのであれば裏面にでも良いですし、連絡先を交換したのであれば、その際にメモとして残しておくだけでも効果的です。
メモを残しておくことで、お礼状を出す時にも役に立ちます。
異業種交流会へ参加して、お礼状を貰えたら嬉しいもの?
異業種交流会で知り合った人から、お礼状が届いたら素直に喜べますよね。
もし、お礼状の内容がただの自社の売り込みだとしたら、最後まで読むこともなく破棄するはずです。
ということは相手もまた同じ感情になりますので、送ることに執着せずに送る内容にも気を遣いましょう。
例えばですが、異業種交流会で知り合った人から後日届いたお礼状が、下記ならどれが一番好印象ですか?
①手書きの葉書で、異業種交流会の名刺交換時に交わした個人的な会話の内容が記載されている
②印刷された葉書で、異業種交流会の名刺交換時に交わした個人的な会話の内容が記載されている
③手書きの葉書で、誰にでも通用する内容(先日はありがとうございました、など)で届く
④印刷された葉書で、誰にでも通用する内容(先日はありがとうございました、など)で届く
この中なら手間が掛かり、かつ自分のことをきちんと覚えてくれていることからも、①が一番好印象ですよね。
個人的な会話の内容が含まれているだけで、受け取った相手からしたら
異業種交流会でたくさん交流したのに、その中でも私のことを覚えていてくれたんだ!
となります。
異業種交流会でお礼状を送る場合、一度にたくさんのお礼状を全員分の内容を個別に添えて送るのは、非常に大変な作業です。
しかし、手間暇を掛けて作っただけの見返りは、きちんとあるのです。
間違ってもお礼状を送ること自体が作業にならないようにしましょう。
ただの作業で送ってしまっている、文章もテンプレートのお礼状であれば、読まれることもなければ返信率が上がるわけでもありませんので、最初からやらない方がマシになってしまいます。
異業種交流会でお礼状なんて送ったことも届いたこともないけど…
私たち異業種交流会運営も、他の異業種交流会へ参加した際にはお礼状を送っています。
もちろん、お礼状を送る相手は選びます。
自分が相手からお礼状を貰えていないのであれば、下記の記事を参考にすると改善のポイントが見つかるかもしれません。
お礼状を送って返信の葉書が届くのは、おおよそ5分の4程度です。
連絡しても返信がない…
連絡しても返信が遅くて、相手にとって自分の優先順位が低い気がする…
上記のような場合、当日同じ異業種交流会で名刺交換した他の参加者に比べて、やり取りの優先順位が下がってしまっている可能性があります。
上記の状況を改善できるのが、異業種交流会参加後のお礼状なのです。
異業種交流会のお礼状は、何で送るのが一番良い?
一番簡単なのは、やはりメールで宛先をBCCにしてテンプレートで送れば、一斉送信で済みます。
しかし、これでは先程にも解説した通りで、「お礼状を送る」という作業しただけで全くの無駄に終わります。
後日、送った相手の数人から「先日はありがとうございました」と返信があって、それっきりな体験をしたことはありませんか?
また、異業種交流会へ参加した翌日、名刺に記載してあるメールアドレス宛にお礼状が10通ほど溜まっている、といった経験は今までにありませんか?
溜まった名刺同様に、誰もが手軽にできるお礼状の悪い例に埋もれてしまっては、せっかくの自己PRも効果がなくなってしまいます。
それでは次に何で送るのが一番良いのかを、実際に実践している私たち運営の統計で解説していきます。
異業種交流会のお礼状をメールやLINEで送る
異業種交流会で知り合った人に、お礼状を送っていることは素晴らしい事です。
ところが先程例にも挙げたように、この手法は手軽で簡単なので誰もが行っています。
これでは結局、名刺交換して溜まった名刺と同じでその他大勢に埋もれてしまいます。
せっかくお礼状を送るのであれば、葉書や書面などの方が同じ手間でも効果は抜群です。
異業種交流会のお礼状は、葉書で送った方が好印象
そもそも葉書で送る人は、ごく少数しかいません。
ですので自然と目を引きやすく、相手の印象にも残りやすいので返信や連絡も貰いやすいです。
葉書も文面は印刷したものよりも、手書きで書かれていた方が受け取り手の印象も全く変わります。
異業種交流会のお礼状は、それだけの手間を掛けても送る価値がある
異業種交流会で出会った人へお礼状を送ることは、誰にとっても等しく手間です。
手書きで何十枚も、それも一人一人に違う内容で送るとなれば、メールなどでBCCで一斉送信したり、LINEなどでコピペして送るよりも、格段に時間も手間も掛かります。
しかし、それはもちろん相手にも伝わるのです。
異業種交流会で成果を上げるには、それだけの手間を掛けてでも行っているからこそなのです。
異業種交流会で出会った人へお礼状を送ることは、特にビジネスを始めたての人が行うと効果は絶大です。
ビジネスを始めたばかりの人は、この記事を合わせて活用すると成果に繋がりやすくなります。
異業種交流会でお礼状を送っても、返信も何もない場合
異業種交流会で出会った人へお礼状を手書きで送っても、何のレスポンスもなく、連絡しても返信もない場合の問題点は、下記にあります。
①当日の異業種交流会での立ち振る舞いに問題があった
②送ったお礼状の中身に問題があった
上記のどちらかのケースがほとんどです。
この場合は解決すべき問題が浮き彫りになっていますので、やるべきことは単純です。
何を見直したら良いのかは、下記の記事が参考になります。
お礼状を送って返信があった人となかった人の、それぞれの当日の異業種交流会での自分の対応の違いを思い出し、立ち振る舞いとお礼状の内容のブラッシュアップを行っていくことで、返信率を上げることができます。
異業種交流会でお礼状を書面や葉書で送っても、逆効果になるパターン
内容が誰にでも送れるテンプレ仕様
これでは本末転倒で、一体何のためにお礼状を送っているのか分からなくなってしまいます。
せっかく送るのであれば、相手との会話だったり特徴だったりと、相手が読んですぐに自分との内容だと分かる内容で送りましょう。
受け取った側は、内容がテンプレートだとすぐに見抜けます。
実際に私は、とあるところから全く同じ内容の書面を30回近く受け取っています。
書面の内容は業種と名前が私たちの企業の仕様に変わっているだけなのですが、受け取る度に
勿体ないなぁ(費用面でも効果面でも)
と思って破棄しています。
先程も解説した通りで、手段が目的に変わってしまうと、せっかくの効果も逆効果になってしまいます。
人との付き合いは料理と同じ
料理もひと手間加えるだけで、味も風味も変わりますよね。
人付き合い料理と同じで、ひと手間を加えるだけでその後の流れは全く変わります。
手間を掛けないよりは掛けた方が良いですが、掛け方が雑になってしまうと、せっかくの手間も逆効果になってしまいます。
見た目はほぼ同じ料理でも、じっくりコトコトした方が美味しいように、人間関係も手間暇掛けてじっくりコトコトした方が、信頼関係がより強固になります。
- 異業種交流会で出会った人にお礼状を送るだけで印象は全く変わる
- お礼状の中身はテンプレート仕様にしない方が好印象
- 人間関係も手間暇かけてじっくりコトコト