転職の際に異業種交流会に参加して情報を求めるのはアリ?ナシ?

社会に出て就職をしてもキャリアアップの為や、職場や業務が思っていたイメージと違い、転職を考えることはよくあることです。

近年では一回就職して定年までその企業で働き続ける人の割合というものは、およそ30%前後と言われています。

つまり3人に2人は転職を考えて、実際に実行へと移しています。

転職するのならより良い環境や待遇を求めるのは自然なことですが、働いている人だけが知っているその業界の特徴やデメリット、体験談なども聞くことが出来れば、転職に失敗することもなく転職前に思い描いていたイメージとかけ離れることもなくなります。

今回は転職のための情報収集を目的に、異業種交流会へ参加するメリットを運営目線でお話していきます。

この記事はこんな人が書いています

1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。

すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)

これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。

現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。

~主な取扱い業務~

大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成

実際に参加者からその業種の実体験を聞くために参加する人も多数

耳を傾ける女性

私達が運営している異業種交流会に、転職活動をしている人が参加されることが多々あります。

転職希望で情報収集目的の参加者のほとんどは

実際にその業種や職場で仕事をしている人たちから実体験や感想を聞きたい

といった目的で参加されています。

一般的に異業種交流会では、ビジネスに取り組んでいる人たちが交流を行う場と思われがちですが

起業したいので、既に起業して活動している人たちからアドバイスが欲しい

なにか副業を始めたいけど、ネットの根拠もない書き込みよりリアルな情報を仕入れたい

上記のような目的で異業種交流会へ参加されている方もたくさんいらっしゃいます。

良い話以外にもデメリットや実際の裏話を聞くことができる

秘密の仕草をしている女性

一般的な転職活動に加えて、異業種交流会へ情報収集で参加される方たちの目的はほぼ共通しています。

転職希望者が異業種交流会へ参加する目的

良い話はどこでも聞けるので、転職を希望している業種の

・デメリット(残業が多い、社風が古い、ブラック企業)
・裏話(華々しく見えるけど転職してみるとみんな精神的に病んでいる、転職者の入社後の社内での扱いなど)

上記のような、世間にはあまり出てこないような情報を求めて参加している人がほとんどです。

良い話は今の御時世ならネットで転職と検索すればいくらでも出てくるので、良い話の検索は自宅でパソコンの前にいればたくさん仕入れることが出来ます。

その点、デメリットや裏話と、誹謗中傷や愚痴というものは似ているようで全く異なります。

転職を希望しているのであれば、仕入れたい情報としては後者ではなく、前者になりますよね。

しかも、ネットと現実の世界での大きな差は

全く知らない価値観も同じか分からない誰か

ではなく

きちんと面と向かって話し、価値観を共有できる相手

である点です。

この差は情報という面では天と地の差があります。

例えば、大の甘党の人がネットに書き込んだ

◯◯は食べたけど全然甘くない

という情報は、書き込んだ人が「大の甘党」という前提情報が出ていない状況下では、何の参考にもなりませんよね。

ネットの書き込みに比べれば信用度はかなり高い

ネットに書き込みをする人

今はインターネットやSNSを誰もが使用できる時代で、その発信量もとてつもなく多いですから、口コミやまとめなどのサイトやページもたくさんあります。

ポータルサイトや口コミサイトも、そのほとんどが自社の商材やサービスに繋げるためであったり、自社を1位にしてブランディングするためのものですので

その情報が本当かどうか

この真偽をつけることは非常に難しくなっています。

そんな中で、異業種交流会に参加している他の参加者で自分が聞いてみたい職種の人というのは、目の前に実在する、実際にその業種で現在、仕事をしている人です。

ですので、良い話も悪い話も、その業界で転職するならおすすめの会社や辞めておいた方が良い会社なども直接聞くことが出来ますので、転職を希望している人には活きた価値のある情報を仕入れることが出来ます。

もし、自分が情報を聞いてみたい人が見つかった場合、異業種交流会の会場内で直接聞くのは時間が足りませんし、相手も仕事で参加していて提携先やパートナーを探しに参加しています。

仮に話を聞きたい相手が見つかった場合には、後日時間を取ってもらって話が聞けるかどうかを提案してみましょう。

相手に良い印象を与えて、後日連絡を取りやすくするノウハウについては、この記事が参考になります。

職業紹介の企業も参加しているので企業の情報収集もできる

会話をする女性

異業種交流会へは職業紹介の企業や、派遣会社なども多数参加しています。

でもそれじゃあ結局お客さんと見られて良いことしか言わないでしょ?

と思われるかもしれませんが、意外とそんなことはなく、親切丁寧にネットや対面相談などでは教えてくれないようなところまで話をしてくれます。

職業紹介の企業さんも、お客さん探しというよりはパートナー企業などを探しに異業種交流会へ参加されている方が多いので、こういった場で出会うと一人の相談者として色々な裏話を聞けたりするのです。

そうすると最近の転職事情ですとか、オススメの業種や企業を教えてくれたり、どのような転職先を希望しているのかを正直に話すと、逆にそういった業種に強い職業紹介の企業を教えてくれたりもします。

こういった転職の情報収集という活用方法は、異業種交流会の本来の目的とは少し違った参加目的にはなりますが、意外と活用されている方も多い使い方です。

もし、後日連絡がつかないようなケースに悩まされている場合は、この記事が参考になります。

実際に運営している私達からしても、さまざまな使い方をされている方を見かけると嬉しい気持ちになります。

もし、転職で後悔しない活きた情報収集を検討している方は、物は試しに異業種交流会で収集してみるのもの一つの手段として検討してみて下さい。

まとめ
  • 異業種交流会へ転職のための情報収集を目的に参加するのもアリ
  • 実際に働いている人から活きた情報を仕入れることが出来る
  • 信用度で言えば実際に目の前にいる人の話なので非常に信頼できる
  • 職業紹介の企業と繋がって話ができると、普段聞けないような話を聞くことも出来る