ビジネス交流会選びで押さえておきたい【3つのポイント】

全国では毎日、たくさんのビジネス交流会が開催されています。

時間が空いたから今日、どこかでビジネス交流会を開催してないかな?

と検索すれば、すぐにたくさんの会が出てくるので気軽に参加できるのも魅力です。

ビジネス交流会は、個人や企業の方が開催しているビジネスが主目的ものから、ゲームや趣味などの共通の趣向を持った人たちで集まるものまで様々です。

ビジネス交流会会場の一例

・100名規模のパーティスペースを貸し切り
・2~30名規模の店舗を一定時間貸し切り
・企業のスペースを利用
・貸会議室を時間借り
・カフェなどのお店の一部利用

東京だけに限って言えばビジネス交流会は雨後の筍状態で、新しいものが次から次へと出てくる中で、どんどんと消えて行ってしまう運営団体もたくさん見てきました。

ビジネス交流会への参加が初めての方の場合、下記の記事が参考になります。

この記事では

色々なビジネス交流会に参加しているけど、なかなか自分に合ったビジネス交流会が見つけられないんだよね…

といった人のために選ぶ基準や、どこで意見や情報を取り入れたら良いのかを、運営目線でお話していきます。

この記事はこんな人が書いています

1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。

すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)

これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。

現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。

~主な取扱い業務~

大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成

①ビジネス交流会の趣旨で参加目的に合っているか見分ける

疎外感を感じる女性

今日開催のビジネス交流会で何かないかな~?と検索してみて見つかったイベントへ参加しても

ビジネス交流会なので参加してみたは良いけど、なんか違ったなぁ…

といった経験をされたことがある人は、結構な数いらっしゃることはご存知ですか?

なぜそんな事を知っているかというと、私達が運営しているビジネス交流会の参加者の方から、そういった声を直接聞くことが多いからです。

ビジネス交流会へ参加するメリットデメリットに関して詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

では次に、どうしたらアウェー感を感じずに、自身のニーズに合ったビジネス交流会に参加できるかというコツを解説していきます。

ビジネス交流会の趣旨で自分の参加目的に合っているか見分ける

開催されているビジネス交流会のほとんどは、趣旨があります。

友達作り、趣味友作り、ビジネスパートナー作りなど、事前に趣旨がハッキリとしていないビジネス交流会に参加しても

なんだかよく分からないで終わったなぁ~

となってしまいがちです。

次に解説していく、ビジネス交流会でよくあるコンセプトの会に参加してみるのも効率的です。

ビジネス交流会ではなく、セミナーなどに参加して人脈を増やそうかお考えの場合、下記の記事が参考になります。

特定の業種で絞られた限定のビジネス交流会

  • 士業限定
  • SE限定
  • 経営者限定

上記のような特定の業種などのカテゴリーで、しっかりと分けられたビジネス交流会です。

自分が違うカテゴリーで参加しない限りは、ほぼ失敗することはありません。

女性限定、20代限定などの性別や年齢などで区切られているビジネス交流会

女性のビジネスパートナーを探している
男性の営業マンと会いたい
20代同士で交流したい

このように参加目的がハッキリしている場合は、性別や年代で区切られているようなビジネス交流会の方が、参加後の満足度も高くなります。

人数限定で規定人数に達したら〆切になるビジネス交流会

まだあまりビジネス交流会に参加したことがないので

いきなり大人数とかだと緊張して話せなくなってしまう

座って落ち着いて少人数が良いんだよね

特定業種ばかりのビジネス交流会は、参加してもあんまり意味ないからなぁ

といった場合などには、こういった一定人数で〆切にしているようなビジネス交流会の方が、ある程度の人数の想定が出来ていますので、実際に行ってたらビックリするようなことにはならずに済みます。

参加ルールで明確に振り分けされているビジネス交流会

どんな人が来るのか分からないビジネス交流会はちょっと…

◯◯の人とかと会っても、あまりこちらから提供できるメリットなどはないんだよね…

など、自分の会いたい業種の方や、自分からのメリットなどを明確にできている場合は、事前に参加ルールなどで明確に振り分けされているビジネス交流会の方が、自然と希望している業種の方と出会いやすくなります。

ビジネス交流会へ参加しても、あまり良い経験をしたことがない方は、下記の記事が参考になります。

②ビジネス交流会の参加者と協力する

人差し指でポイントを指す女性

次に、自分の身の周りの意見を参考にする場合の活用例について、解説していきます。

ビジネス交流会へ参加経験がある人が周りにいれば、感想を聞いてみる

自分の身の周りにいる人は、自分と価値観も意見も近しい人が多いです。

ビジネス交流会として開催しているはずなのに、自分の周りでまだ誰も参加したことがない会であれば、あまり自分には合っていない可能性があります。

例えば美味しいラーメン屋さんも、味の好みが近しい人同士で口コミで広がっていくように、ビジネス交流会でも参加者から評判などを聞くことで、ある程度の会の趣旨やどんな人が参加しているのか、などの推測をすることが出来るようになります。

ビジネス交流会の参加者同士で情報共有してみる

参加した時に「良かった!」と思えるビジネス交流会であれば、その中の参加者同士で情報交換をしてみるのも有効な手段です。

自分は選り好みしていたけど、実は他の人から「参加したら良かった!」という声を聞く可能性もあります。

私たちが運営している異業種交流会の中でも、そういった会話は頻繁に行われています。

私たち運営も、自分たちが参加してみて良かったビジネス交流会などは

あそこはとても良い会でしたよ~

と、参加者の方にも共有したりしています。

ビジネス交流会に参加しているという事は、そういったイベントに興味があるという事ですので、自分のおすすめを教えてあげる事で、相手にメリットを提案してあげる事にも繋がります。

相手にメリットを提案してあげることで、どんな相乗効果や成功へのレールが生まれるかが気になる方は、この記事が参考になります。

とは言え過信しないで、あくまで参考程度に

自分以外の人から感想や意見を聞けることはとても貴重なことですが、その人の評価と自分の評価は違う事と、もしその評価がいまいちだったとしても、たまたま参加したその日が問題だっただけなのかもしれません。

ですのですべてを鵜呑みにはせずに、自分でも試しに2~3回は参加してみることをおすすめします。

③ビジネス交流会のホームページから判断する

ホームページ

ビジネス交流会の運営団体がそのホームページを作成して、運用、維持、しているのかをチェックしてみると、その本気度が分かります。

そこから集客に関して費用を掛けて宣伝しているかどうか?なども、運営がそれだけ手間も費用も掛けて行っているのが判断できます。

ビジネス交流会に限らず、ホームページや特設ページなどを設けている場合がほとんど

イベントサークルや趣味の活動などでも、ホームページを構えている場合がほとんどです。

ビジネス交流会でも、ホームページなどの用意があるところを選びましょう。

ビジネス交流イベントのサイトなどでは見かけるけど、ホームページがない場合は注意

イベントサイトだけに掲載されているビジネス交流会も、その全てが問題というわけではありませんが、トラブルの元になるところが多いです。

下記の記事を参考にしながら参加するようにすると、自分の身を守ることが出来ます。

ビジネス交流会であれば、個人情報を入力して申込みをしたりするものがほとんど

ビジネス交流会のほとんどは、参加の際に自分の連絡先や勤務先などの個人情報を入力します。

その情報がどこかに流出してしまうかもしれないリスクを考慮すると、扱いは慎重に確実に行ってもらわないと困るものです。

個人情報保護やプライバシーポリシー以外にも、特商法に関する役務の提供などを記載をしておくことは、運営側の義務になります。

これは例えば、飲食店で食品衛生責任者の資格をお客様に見えるところに設置するのが義務なのと同じなのです。

飲食店で義務を守っていないところで食事ができますか?と言われ、首を縦に振ることが出来る人はほとんどいませんよね。

自身の個人情報を悪用されるケースも

先程にも挙げた必要情報の記載などが正しくされていないと、最悪の場合、個人情報リスト業者に販売されていたり、後日全く知らない団体などのメーリングリストに入っていたりすることもあります。

無闇にトラブルのもとに進んでいくのは辞めておきましょう。

ビジネス交流会のブログから、会の雰囲気や人数なども見られる

ビジネス交流会の運営団体やイベントのホームページがあれば、大体の場合は当日の雰囲気や開催時の写真が掲載されています。それらを見てみることで

その団体が運営しているビジネス交流会には、どんな服装で参加している人が多いのか?

などの参考にすることもできます。

ビジネス交流会へ参加する時の服装について気になる方は、下記の記事が参考になります。

ビジネス交流会運営団体のきちんとしたプロフィールや詳細があるか

これは例えば、運営の名前がニックネームやざっくりとした情報では、いざ何かトラブルなどの被害に遭った場合に困りますよね。

通報フォームや問い合わせ先になる連絡先が明記されていれば、万が一の時にも自分の身を守ることも出来るようになります。

ビジネス交流会選びは、事前チェックでトラブルを未然に防げる

安心している女性

これまでに解説した内容を事前に知っておけば、後で面倒なトラブルや厄介事に巻き込まれずに済みます。

実際に私たちが運営しているビジネス交流会に参加された方で、被害に遭ったトラブルを掲載しておきます。

実際に遭ったトラブル報告

・他のビジネス交流会で出会った参加者に誘われた会に参加したら、参加費以外に会員制であることを急に伝えられて何十万もの金額をその場で請求された。

・¥3,000以外掛からないと聞いていたので参加したら、受付で当日参加は¥10,000だと請求された。

・ビジネス交流会に参加した次の日から、全然身に覚えのないメーリングリストから日に10通ほどの迷惑メールが届く。

などの被害報告もあります。

自分の身を守るためにも、最低限の知識とルールを身につけて、ビジネスパートナー探しや事業拡大に向けてビジネス交流会に参加してみましょう。

まとめ
  • ビジネス交流会の趣旨から自分に合っているか参考にしてみる
  • 同じビジネス交流会に参加している参加者同士で、情報交換してみるのも有効
  • ビジネス交流会を謳った危ない所には、自分の身を守るためにも注意が必要