異業種交流会活用の鍵は、相手に与えられるメリットを明確にできるかどうか
異業種交流会へただ闇雲に参加しているだけでは、なかなか思うような成果に繋げることは出来ません。
こういった方の場合は、残念ながらおおよそ半年程度のスパンで脱落していきます。
しかし、その反面で立ち上げ当初から現在に至るまで、参加することでメリットがあるので継続して参加されている方々がいることも、また事実です。
この方々は成果に繋がっているからこそ、今でも私たちが運営している異業種交流会TACTをご愛顧頂いています。
そして私達TACT運営が立ち上げ当初から、7年経った現在まで運営を続けられている事も、どんどん新しいパートナーさんを迎えることができているというメリットがあるからです。
この記事では、どのようにしたら異業種交流会を活用できるのか、またそのメリットをお伝えしていきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。
すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)
これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。
現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。
~主な取扱い業務~
大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成
異業種交流会を活用できる人は、なぜパートナーを作り続けることができるのか?
異業種交流会でメリットを享受出来ている人とできない人の、その決定的な違いは
ではなく
この相手に与えられるメリットを明確にできるかどうか?を、活用できるかできないかに懸かっています。
確かに数を重ねて交流会に参加していれば、そのうち見込み客と出会えることもあるかもしれません。
ただ、それでは下手な鉄砲も数撃てば当たる状態で、大概の場合は銃を撃ち続ける本人が成果を得るよりも先に疲弊してしまい、なんのメリットも得られないまま終わってしまうのです。
異業種交流会でメリットが得られない人と、メリットを得られる人の差
・異業種交流会へ何十回出ても、なかなか思うように成果に結びつかない人(メリットが得られない人)
・異業種交流会へ数回出るだけで、パートナーを獲得できる人(メリットを得られる人)
この差は一体何でしょうか?
それは
です。
具体的にどういう事かというと
私と付き合ったらすごいことになります!
私と付き合ったらあなたの食生活を管理して栄養管理から適切な睡眠までサポートができ、倦怠感から解放された健康的な毎日が送れます!
どちらの相手と付き合いたいか?と言われたら一目瞭然ですね。
ところがなぜかビジネスになると
稼げます!
健康になれます!
将来安泰です!
老後の不安がなくなります!
経費を抑えることができます!
と、なぜかメリットがアバウトになってしまうケースをよく見受けます。
そしてもう一歩先に進んだ視点で見ると、相手に与えられるメリットというものが、目先の人が自社の商品やサービスを使ったらどうなるか?に固執してしまいがちです。
売りたい気持ちも分かります。
売らなければいけない理由もお察しします。
しかし、それは異業種交流会に参加している目の前の相手も全員同じなのです。
メリットを享受する前にシャットアウトされる原因は自分にある
異業種交流会へ参加して、自分が得たいメリットを得る前に、相手にシャットアウトされてしまう原因はどこにあるのでしょうか?
それは他ならぬ自分自身しかいません。
次に、なぜそうなってしまうのかを解説していきます。
メリットの提供も説明も何もない
異業種交流会へ参加して知り合った人と、後日会うにしてもセミナーに参加するにしても
とにかくすごいから来て見て聞いて!
これでは言われた側は何のこっちゃ?ですから当然避けられてしまいますし、返信も貰えません。
これは私の場合ですが、セミナーであれば最低限講師とレジュメもない状態であれば参加を検討することもなくお断りしてしまいます。
誰が話すどんな内容なのか?も分からずに1~2時間拘束されるのは誰もが嫌ですよね。
自分がしようとしていることを、自分がされた時にどう感じるのかを考えてみましょう。
ポイントはメリットが先に出ているかどうか
一方で異業種交流会へ数回参加するだけでもパートナーを獲得している、その他大勢に埋もれずに光るものを持っている方は
私は今現在こういったものを持っていてこういったメリットを提供できるのですが、身の周りでこういった方はいらっしゃいませんでしょうか?
こういった提案ができています。
こういった方はすぐにパートナーが見つかります。
それも一人や一社に限らず一度にたくさん、です。
先に提供できるメリットを相手に差し出すだけで、結果は目に見えて変わってくるのです。
もちろん、その提供できるメリットは先程挙げたようなアバウトではいけませんし、製品やサービスを使ったメリットでもいけません。
いかにして相手に売るか?ではなく、いかにして相手と組むか?を考えるようにしましょう。
異業種交流会に参加するなら、自分が提供できるメリットを考えてみよう
異業種交流会へ参加することを検討している場合、参加する前に一度自分の身辺を整理して
何があるのか?
何を持っているのか?
どんな人が周りにいるのか?
この辺りを明確にしてみましょう。
それだけでも大きな一歩の前進になります。
どうしてそうなるのかを、ここから先で解説していきます。
こんなもの、何のメリットにもならないよね…
自分ではそう思っていても、そのメリットを探し求めて異業種交流会へ参加している人はいます。
ホントに?
と思われますよね。
はい、本当にいるんです。
異業種交流会で本当にメリットが合致した実例
ウチの子供が小さいから、ママ友くらいしか周りにいませんよ?
僕20代前半の新卒ですから、大学まで仲良かったサークルの友達がいるくらいです
去年地方から上京してきたばかりなので、周りに人なんでいないです
まだ法人設立して2年目の身ですから、私の周りも同じような新人経営者しか知り合いはいません
自分にはたったこれだけの事、と思われるかもしれませんが、そういった人を探し求めてメリットを提供したがっている方が実際にいます。
もちろん
その自分の周りの人に何かを売りつけて回るんでしょ?
それじゃ私の信用が落ちるだけじゃない
というように、相手の魂胆が見え見えの方には間違っても提供してはいけません。
ところが、本当にそういった方々に喜んでもらえて、お役に立てるという人は実際にいます。
自分自身がその相手が提供したいメリットを情報として聞いて、その真偽と価値を見抜く必要があります。
ですので、伝える側は相手からそのメリットの理解を得る為にも、提供できるメリットというものは明確であり、かつそれが相手に正確に伝わらないといけません。
そして、自分自身もまた、相手にも同じことができる状況でないと、協力関係というものは成り立ちません。
相手に明確に自分を印象付けるためにはどうしたら良いの?とお悩みの場合は、この記事が役に立ちます。
お互いがお互いに与えられるメリットを提示して、それが合致する時、両者には非常に大きな利益が発生します。
そのメリットが合致する協力関係を築けるパートナーを探す目的で、異業種交流会を活用すると
人脈が広がらない…
今月も契約が取れない…
またノルマ未達成だ…
全然目標を達成できる気がしない…
こういった負のスパイラルから、脱出することができます。
- 異業種交流会でパートナーを作れる人は与えるメリットを明確にできる人
- 異業種交流会へ参加する前に、自分の提供できるメリットを整理してみよう
- 異業種交流会で、お互いのメリットが合致する人を探してみよう