ビジネスマナーで知っておいた方が良い手土産の渡し方

手土産

ビジネスマンは、取引先へ訪問する時に手土産を持参することが往々にしてあります。

身だしなみや、言葉遣いといったビジネスマナーを意識する人は多いですが、手土産となると意外と盲点になってる人もいるのではないでしょうか?

今回はそんな手土産の渡し方をQ&A形式でご紹介します。

この記事はこんな人が書いています

1992年生まれ。臨床検査技師として勤務中から自己投資を重ねるも、選択を誤ったことから結果として借金400万円を抱える。

その後に出会ったナポレオンヒル・プログラムで正しいロジックを理解し、1年でそれまでに抱えた借金を完済。さらにその後1年間でTACT運営に携わりながら全国にビジネスパートナーを作り独立。

ナポレオン・ヒルのインストラクターとしても大企業の管理職からスタートアップの個人事業主まで、幅広く全国にクライアントを抱えてサポート。

ビジネスマナーと徹底したフォローにはクライアントからも定評がある。

~主な取り扱い業務~

営業 / セールスのレクチャー
プロモーションのサポート

金子理沙

ナポレオン・ヒル財団 アジア/太平洋本部
公認販社リアライズ マネージャー

Q1. 手土産はどこで渡すのが正しいビジネスマナー?

応接室

取引先に訪問した場合には、受付で渡さずに応接室や会議室で渡すようにしましょう。

会食の場合には、様々なパターンがあります。

会食時における手土産を渡せそうな状況

・帰りにタクシーまでお見送りする時

・タクシーに同席して送り届ける時

・駅までお見送りする時

・お店で別れる時

これらはその一例ですが、ビジネスマナーでは必ずこのタイミングで渡さなければいけないという明確なルールはありません。

相手が受け取りやすい場所やタイミングを見計らって、誠意や感謝の気持ちが伝わると考える一番最適なタイミングでお渡ししましょう。

Q2. ビジネスマナーで手土産を渡す正しいタイミングは?

土産を手渡ししている様子

渡すタイミングは、おおよそ3つのパターンに分けられます。

訪問の目的によってタイミングが異なりますので、まずは何のために手土産を持って伺うのかを明確にしておきましょう。

手土産を渡すタイミング

①訪問した直後

②名刺交換や挨拶が済んだ後

③商談が落ち着いた後

①訪問した直後

お礼やお詫びを目的とした訪問の場合には、腰を下ろす前に、お礼やお詫びを伝えてから手土産を渡すようにします。

お詫びの訪問は、お菓子類を持参して謝罪をするのが礼儀と考える人が多いと思います。

しかし、取引先によっては

「これで機嫌を取ろうとしているのか!」
「これで謝罪を受け入れてほしいという魂胆か」

と誤解を招く可能性があります。

これでは火に油を注ぐようなもので、状況が悪化してしまう恐れがあります。

手土産は、謝罪訪問とは別日で関係性がきちんと修復してから

こちらはせめてものお詫びです

とお渡しするのが効果的です。

②名刺交換や挨拶が済んだ後

基本的には、名刺交換や挨拶が済んだ後に手土産を渡すのが最適なタイミングとされています。

名刺交換や挨拶が終わる時が、話しもちょっとひと段落する頃合いです。

いろんな想いを込めて選んだ手土産をこのタイミングで渡すことで、それをきっかけに会話を広げることもできます。

もし挨拶が終わってそのまま話が盛り上がっていたら、話しが落ち着いた後で、仕事の本題に入る前に渡せば問題ありません。

③商談が落ち着いた後

営業の場合は、商談が終わった後のタイミングで手土産を渡すこともあります。

これらには、最初に手土産を渡すことで提案を受け入れてもらおうという下心を疑われないようにするとの意図もあります。

そして何より、こちらのお願いを受け入れてくれたことと、忙しい中時間を割いて下さったことへの感謝の気持ちの意が含まれています。

会食の場合には、食事が終わってお見送りをする時に渡しましょう。

Q1. どこで手土産を渡せばいいでしょうか?の項でも記載しましたが、場所やタイミングに決まりはありません。

こちらは可能であればですが、食事の前に渡してしまうと手土産が相手の邪魔になってしまうので、会食後に渡すようにしましょう。

渡すタイミングも相手に迷惑のかからないように最後まで気を配りましょう。

Q3. ビジネスマナーでは手土産は誰が誰に渡すのが正解?

考えるビジネスマン

手土産を渡す相手は、その応接間や会議室で最も役職が高い人に向けて手土産を渡すようにしましょう。

誰が一番役職が高い相手か確認する方法ってある?

・名刺を確認して肩書から判断するようにします

・着座しているのであれば、上座に座っている人が自然とそうなります

訪問や会食の席に上司と帯同している場合は、上司の顔を立てて手土産を任せるのが良いです。

手土産のやりとりは、最も地位の高い者同士で行うと覚えておきましょう。

Q4.手土産の渡し方にもビジネスマナーってある?

手土産を持って考える男性

手土産を持参する時には、品物を紙袋や風呂敷に入れて持って行き、次の手順で渡すようにしましょう。

① 紙袋等から取り出す

紙袋や風呂敷は、手土産に汚れやホコリが付着しないように守る役割があります。

ホコリや汚れのついた紙袋や風呂敷をお渡しするのは失礼に当たりますので、必ず袋から取り出して手土産のみでお渡しするのがマナーです。

②品物を渡す

外箱に文字や絵柄がついているような場合は、正面を相手側に向けて、両手で持って渡します。

③感謝の気持ちを伝える

日頃よりお世話になっております。ほんの気持ちですが、お受け取り下さい

本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。
心ばかりのものですが、お受け取り下さい

さらに加えられるのであれば、その品物を選んだ理由も付け加えてみましょう。

・美味しいと評判のお店でしたので
・○○さんの好物だと伺いましたので

このような気持ちを添えると、相手のことを考えて選だことが伝わり、喜んでもらえます。

一言添える際の注意点

「つまらないものですが」
「たいしたものではないのですが」
などの言葉を謙遜の意味で使いがちですが

「つまらないものを手土産にするのは失礼である!」

と捉える方もいるので、使用するのは避けるようにしましょう。

④紙袋は持ち帰る

手土産を入れてきた紙袋は取り出した後、持ち帰るのがマナーです。

ただし、会食などの出先で手土産を渡した場合や、取引先が持ち運ぶ必要があるのであれば

袋のままで失礼します

と言葉を添えて渡しましょう。

まとめ
  • 手土産はあくまでも気持ちです。訪問の目的が何かを明確にしておきましょう
  • 手土産のやりとりは、最も地位の高い者同士で行うようにします
  • 手土産を渡す決まったタイミングはないので、相手の心象を考えて、臨機応変に対応しましょう