第一印象からあなたのビジネスマナーが測られる

ビジネスシーンにおける見た目は、常に相手から好印象で在りたいですよね。

特に第一印象はその後の商談や展開を大きく左右してくる内容です。

今回はビジネスシーンにおける正しい第一印象と身だしなみについて見ていきましょう。

第一印象は出会った瞬間のほんの数秒で決まる

本やセミナーなどでも一般的にこう言われているように

  • この人は信頼できそうだな
  • 仕事ができそうだな
  • 一緒に仕事したいな

といった好印象を与えることができれば、その後のビジネスも円滑に進められます。

第一印象で失敗すると

第一印象というのは諸刃の剣でもあり、印象を悪くしてしまうとマイナスからのスタートになり、その後の回復が難しくなります。

ビジネスマナーを守れなさそうといったフラグが立つのは、残念ながら第一印象からです。

ビジネスマナーの基本は、相手に好印象を持ってもらうこと

今回は第一印象をアップさせるためのポイントをご紹介します。

第一印象は外見でほぼ決まる

面接を受けている女性
人は見た目が9割

多くの人は外見で人を判断しています。その判断に要する時間は、ほんの数秒です。多くの人は外見で人を判断しています。その判断に要する時間は、ほんの数秒です。

例えば

金銀ギラギラの装飾品を身につけ、髪の毛は金髪の人
スーツをしっかり着て、髪型も清潔感があり、スッキリまとめられている人

どちらの人と仕事をしたいですか?と言われたら後者の方が当然第一印象も良く、信頼もおけますよね。

実際に交流会において、前者のような方を他でお見かけすることもありました。

残念ながら、その方から挨拶に行くことはあっても、その方に挨拶に行く方はいませんでした。

身だしなみで気をつける3つの要素

3つのステップのブロック

ビジネスマナーにおける身だしなみにおいて気をつけるべき点は清潔感、機能性、調和です。

①清潔感

こちらは言葉通りの意味です。

ビジネスシーン以外でも重要な要素です。

特に夏場なども制汗で気配りをできている人

こういった方はそれだけでも印象が変わります。

②機能性

仕事がしやすく、動きやすい服装選びや、身だしなみを整えられていますか?

例えば名刺交換会の場で、手にスマホや名刺入れ、ペンなどいろんなものを持ちながら交流している方もまれに拝見します。

このような時は

ポケットつきのジャケットを羽織る
小物を入れるカバンを持つ

これらを行うだけでも印象は違いますよね。

③調和

ビジネスシーンに適した格好を心がけましょう。

当然、身だしなみとオシャレは違います。

人に良く見られたいという意味では同じですが、ビジネスの場においてONとOFFを分けることもビジネスマンにとっては大切なことです。

身だしなみ

相手に対して不快感を与えないように整えること。
評価基準は他者になる。

オシャレ

自分自身の個性を表現して着飾るものであり、自分が楽しむもの。
評価基準は自分にある。

TPOをわきまえて、ビジネスシーンに相応しい服装選びをしていきましょう。

髪型

鏡を見ている男性

男性の場合は

  • 清潔感のある髪型か
  • 伸びすぎたり顔にかかったりしていないか
  • 髪の毛の色はビジネス面に適しているのか

これらを確認しましょう。

女性の場合長い髪はまとめ、男性は耳にかけられる場合はかけてスッキリさせましょう。

自分の歯を指差している女性
男女共に共通しているのは、口元

話しているとき、笑っているとき、人は無意識に口元を見ています。

口元のケア、出来ていますか?

・タバコのヤニで黄ばんでいる

・歯抜けがある

こういった状態だと、相手に不潔感を与えてしまいます。

そうすると自然と第一印象も下がってしまいます。

昨今では審美歯科に通ってホワイトニングを行う方も一般的

実際に私自身もホワイトニングをしていますが、参加者さんから

歯が綺麗ですね!

とよく声をかけてもらいます。

意外と周りの人は見ているものだな~といったのが体感としてあります。

印象を良くするためには、口元から清潔感を出していきましょう。

男性の場合

髭の剃り残しや、鼻毛はなどは見えていませんか?

女性視点ではありますが、こういった部分は結構見ているものです。

服装と同様に会話をしなくても清潔か不潔かの判断ができるので、第一印象を決めるポイントといっても過言ではないです。

ゆとりを持った行動を

大事な商談やオフィスから出る際には、鏡で確認し手入れをするゆとりを持った行動を心がけましょう。

女性の場合

化粧は派手過ぎず、清潔感のあるナチュラルメイクかどうかを確認しましょう。
例えば、流行りのデカ目や、カラコン、つけまつ毛、まつエクもやりすぎには注意が必要です。

男性の髭と同様に、清潔感の判断要素になりますので、ビジネスシーンにおいて第一印象を良くする「身だしなみ」としての化粧を取り入れましょう。

ネイル

爪はきちんと整えられていますか?

マニキュアは場にふさわしい色・デザインかどうかを確認しましょう。

服装

整頓されたスーツ
  • シワや汚れはないか
  • ネクタイは曲がっていないか
  • スカートの裾がほつれていないか
  • ストッキングの伝線はないか

こういった部分は気をつけて事前に確認しておきましょう。

アクセサリーもジャラジャラつけすぎずに、シンプルにワンポイント程度にまとめると印象も良いです。

カバン

ビジネスバッグ

持ち物もよく見られるポイントの一つです。

注意ポイント

・カバンの中から物が飛び出ている

・ふと中身が見えた時にきちんと整理されていない

ふとしたきっかけでこういったものが目に入ってしまうと、自己管理能力に欠けるのかな?と心配になりますよね。

第一印象から自己管理能力が判断される

手帳とパソコンと砂時計

仕事に対する姿勢、相手に対する誠意、時間管理など、第一印象から脳内では様々な想像が繰り広げられています。

例えば、髪の毛ボサボサで、スーツはシワだらけの人をみたら

このような人を見たら

・この人は朝、寝坊したのかな?

・自分の身だしなみを整えるほど時間の余裕がないのかな?

・スケジュール管理が雑!?

・スーツも綺麗に着こなせない人が、大切な書類も丁寧に扱えるのかしら?

など、どんどんマイナスのイメージが膨らんでしまいます。

本当は親しみやすく仕事の能力を持っていたとしても、その力を発揮する前に真逆のイメージを持って誤った判断されてしまっていたとしたら、とてももったいないですよね。

仕事の能力や、性格、中身はコツコツ続ければ変えることはできますが、一朝一夕でどうにかなるものではありません。

身だしなみのビジネスマナーは、他のマナーと違い練習の必要がない

ビジネスマナーの中で一番取り入れやすいものです。

すぐ習得できるものですので、早速実行していきましょう。

まとめ
  • 第一印象は身だしなみで決まる
  • 身だしなみは、清潔感、機能性、調和を意識しよう
  • 身だしなみはビジネスマナーの中ですぐに習得でき、実践できるもの