第一印象からあなたのビジネスマナーが測られる
ビジネスシーンにおける見た目は、常に相手から好印象で在りたいですよね。
特に第一印象はその後の商談や展開を大きく左右してくる内容です。
今回はビジネスシーンにおける正しい第一印象と身だしなみについて見ていきましょう。
第一印象は出会った瞬間のほんの数秒で決まる
本やセミナーなどでも一般的にこう言われているように
- この人は信頼できそうだな
- 仕事ができそうだな
- 一緒に仕事したいな
といった好印象を与えることができれば、その後のビジネスも円滑に進められます。
第一印象というのは諸刃の剣でもあり、印象を悪くしてしまうとマイナスからのスタートになり、その後の回復が難しくなります。
ビジネスマナーを守れなさそうといったフラグが立つのは、残念ながら第一印象からです。
今回は第一印象をアップさせるためのポイントをご紹介します。
第一印象は外見でほぼ決まる
多くの人は外見で人を判断しています。その判断に要する時間は、ほんの数秒です。多くの人は外見で人を判断しています。その判断に要する時間は、ほんの数秒です。
例えば
どちらの人と仕事をしたいですか?と言われたら後者の方が当然第一印象も良く、信頼もおけますよね。
実際に交流会において、前者のような方を他でお見かけすることもありました。
残念ながら、その方から挨拶に行くことはあっても、その方に挨拶に行く方はいませんでした。
身だしなみで気をつける3つの要素
ビジネスマナーにおける身だしなみにおいて気をつけるべき点は清潔感、機能性、調和です。
①清潔感
こちらは言葉通りの意味です。
ビジネスシーン以外でも重要な要素です。
こういった方はそれだけでも印象が変わります。
②機能性
仕事がしやすく、動きやすい服装選びや、身だしなみを整えられていますか?
例えば名刺交換会の場で、手にスマホや名刺入れ、ペンなどいろんなものを持ちながら交流している方もまれに拝見します。
このような時は
これらを行うだけでも印象は違いますよね。
③調和
ビジネスシーンに適した格好を心がけましょう。
当然、身だしなみとオシャレは違います。
人に良く見られたいという意味では同じですが、ビジネスの場においてONとOFFを分けることもビジネスマンにとっては大切なことです。
相手に対して不快感を与えないように整えること。
評価基準は他者になる。
自分自身の個性を表現して着飾るものであり、自分が楽しむもの。
評価基準は自分にある。
TPOをわきまえて、ビジネスシーンに相応しい服装選びをしていきましょう。
髪型
男性の場合は
- 清潔感のある髪型か
- 伸びすぎたり顔にかかったりしていないか
- 髪の毛の色はビジネス面に適しているのか
これらを確認しましょう。
女性の場合長い髪はまとめ、男性は耳にかけられる場合はかけてスッキリさせましょう。
顔
話しているとき、笑っているとき、人は無意識に口元を見ています。
・タバコのヤニで黄ばんでいる
・歯抜けがある
こういった状態だと、相手に不潔感を与えてしまいます。
そうすると自然と第一印象も下がってしまいます。
実際に私自身もホワイトニングをしていますが、参加者さんから
歯が綺麗ですね!
とよく声をかけてもらいます。
意外と周りの人は見ているものだな~といったのが体感としてあります。
印象を良くするためには、口元から清潔感を出していきましょう。
男性の場合
女性視点ではありますが、こういった部分は結構見ているものです。
服装と同様に会話をしなくても清潔か不潔かの判断ができるので、第一印象を決めるポイントといっても過言ではないです。
大事な商談やオフィスから出る際には、鏡で確認し手入れをするゆとりを持った行動を心がけましょう。
女性の場合
男性の髭と同様に、清潔感の判断要素になりますので、ビジネスシーンにおいて第一印象を良くする「身だしなみ」としての化粧を取り入れましょう。
ネイル
爪はきちんと整えられていますか?
マニキュアは場にふさわしい色・デザインかどうかを確認しましょう。
服装
- シワや汚れはないか
- ネクタイは曲がっていないか
- スカートの裾がほつれていないか
- ストッキングの伝線はないか
こういった部分は気をつけて事前に確認しておきましょう。
アクセサリーもジャラジャラつけすぎずに、シンプルにワンポイント程度にまとめると印象も良いです。
カバン
持ち物もよく見られるポイントの一つです。
・カバンの中から物が飛び出ている
・ふと中身が見えた時にきちんと整理されていない
ふとしたきっかけでこういったものが目に入ってしまうと、自己管理能力に欠けるのかな?と心配になりますよね。
第一印象から自己管理能力が判断される
仕事に対する姿勢、相手に対する誠意、時間管理など、第一印象から脳内では様々な想像が繰り広げられています。
例えば、髪の毛ボサボサで、スーツはシワだらけの人をみたら
・この人は朝、寝坊したのかな?
・自分の身だしなみを整えるほど時間の余裕がないのかな?
・スケジュール管理が雑!?
・スーツも綺麗に着こなせない人が、大切な書類も丁寧に扱えるのかしら?
など、どんどんマイナスのイメージが膨らんでしまいます。
本当は親しみやすく仕事の能力を持っていたとしても、その力を発揮する前に真逆のイメージを持って誤った判断されてしまっていたとしたら、とてももったいないですよね。
仕事の能力や、性格、中身はコツコツ続ければ変えることはできますが、一朝一夕でどうにかなるものではありません。
ビジネスマナーの中で一番取り入れやすいものです。
すぐ習得できるものですので、早速実行していきましょう。
- 第一印象は身だしなみで決まる
- 身だしなみは、清潔感、機能性、調和を意識しよう
- 身だしなみはビジネスマナーの中ですぐに習得でき、実践できるもの