異業種交流会とは?ジャンルや趣旨によって期待できる効果まで解説
異業種交流会とはビジネスパーソンが集まり、新たな出会いや提携先、協業できるパートナーを探す場です。
この記事をお読みの方も、上記のようなニーズがあって「異業種交流会とは何なのか?」を詳しく知りたくて開いた方がほとんどのはずです。
しかし、異業種交流会というフレーズは聞いたことがあっても、実際に参加したことがない人からすると
異業種交流会って何をするところなの?
異業種交流会とは、どんな事ができて何を得られるの?
と、疑問だらけになってしまうのは原因があります。
それは、「異業種交流会とは、◯◯というものである」という明確な定義がないからです。
そして、自分のニーズに合っていない異業種交流会や、人数が多いから良い会だ!などといった誤解、近場で開催されていたので参加したもの、参加費が安いから参加した、などの適当に参加してしまい後悔や失敗をした人の体験談を読んで
きちんとした異業種交流会とは!?
そもそもそんなもの存在するのか?
となってこの記事へ辿り着いた人もいるでしょう。
異業種交流会へ参加しても怪しい人ばかりにしか会えない…、とお悩みの方にはこの記事が参考になります。
この記事では、異業種交流会を実際に7年間運営している運営目線で、異業種交流会とは何なのか、異業種交流会とは何が期待できるのか、実際に私が他の異業種交流会へ参加する時にも基準にしている、参加しても後悔しない異業種交流会選びのポイントまで解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。
すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)
これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。
現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。
~主な取扱い業務~
大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成
異業種交流会とは何をするところ?
昨今では、ジャンルを問わず出会いを目的としたイベントが何でも「異業種交流会」「異業種交流◯◯」と名乗ってしまっているので、訳が分からない状態になってしまっています。
私も実際に、婚活目的の集まりが異業種交流会と名乗っているのを見かけた時には、軽く混乱しました。
基本的に私たち運営が考える異業種交流会とは
- ビジネスが趣旨の
遊びや恋愛などではなく、話したいテーマは仕事
- 会社員、ビジネスオーナー、企業が
規模はスタートアップから上場企業まで
- 提携や協業を目的として
売り込みたいだけの人は論外
- 集い、交流を行う場所
参加したい時に参加して、新たな出会いを求める
上記として捉え、このようなニーズをお持ちの方々に、満足頂ける場の提供を行っています。
次に、異業種交流会ではどのような出会いが期待できるのかについて、詳しく解説していきます。
異業種交流会とは、さまざまな出会いが期待できるイベント
異業種交流会とは、ビジネスを目的とした人たちのための、さまざまな出会いが期待できる交流の場です。
自社商品の販売網を担ってくれる営業部隊を探したい
経営に関して相談できる相手が欲しい
集客や宣伝に関して、今以上の効果を上げられる企業と出会いたい
上記のような人たちが集まり、意見交換や名刺交換を行う場です。
異業種交流会とは、昨今の大カテゴリーで分類すると2種類
異業種交流会とは、基本的にはビジネスでの出会いを目的として開催されているものを指します。
ここで選択をミスしてしまうと
こんなはずじゃなかった…
と後悔することになってしまうので注意が必要です。
ビジネスでの出会いを目的として開催されているもの
この記事を読んでいる人がお探しの、フリーランス、企業の会社員、大企業や上場企業などが参加している異業種交流会です。
趣旨がきちんとビジネスで設定されている会であれば、基本的には売り込み合戦などは行わていません。
売り込み合戦を自身が行ってしまっている、もしくは参加した異業種交流会が売り込み合戦だった場合、この記事を参考にすると会場内での立ち回りや異業種交流会の選び方に役立ちます。
参加費が無料の会や、運営がファシリテートできていない異業種交流会に参加すると、ただの売り込み合戦をしているところに自分も参戦しなければいけなくなってしまいます。
きちんと参加する会を選ばないと、何の成果も得ることが出来ずに終わってしまうのです。
恋愛や友達作りを目的として開催されているもの
こちらはこの記事を読んでいる人が求めていない方の、異業種交流会でよくあるケースです。
恋愛目的の場合は婚活もしくは恋活、友達作りが目的などであればオフ会やサークルと名乗っていれば分かりやすいのですが、勘違いして参加すると後悔してしまうことになります。
異業種交流会ではどのような出会いがあるのかに関しては、この記事が役に立ちます。
・会の趣旨はフランクな友達作りだけど、名称は異業種交流会
・ビジネスの繋がりを求めた友達作りの交流会
このようなケースの場合、ほとんどはブラインド営業になります。そうなると自然と
・詐欺案件やマルチ商法
・金融庁の許認可を得ていない投資ビジネス
などが多数参加しており、無法地帯になっています。
トラブルに巻き込まれないためにも、参加ルールで制限されているか確認しましょう。
参加して目的の人と出会える異業種交流会とは?
異業種交流会とは、自分が探し求めている人と出会えるチャンスがある場です。
全国各地でほぼ毎日開催されているからこそ、簡単に参加することが出来ます。
しかし、参加しても成果が得られなければ何の意味もありません。
次に、異業種交流会へ参加して成果を得るために必要なノウハウを解説していきます。
異業種交流会とは誰でも参加ができるイベント、だからこそ選別が重要
異業種交流会とは、基本的には誰でも参加が可能です。
しかし、誰でも参加できるからこそ、次の3点に注意しないといけません。
注意点① 参加ルールが無い異業種交流会は、ほぼ無法地帯と思った方が良い
参加しようとしている異業種交流会に参加ルールはありますか?
また、その参加ルールはどの程度制限されていますか?
その程度によって、大体の参加者のイメージはできます。
参加ルールの一例を上げると、「名刺が無いと参加不可」程度では参加ルールはないもの同様と考えて下さい。
参加ルールがないような無法地帯に迷い込んでしまうと、どのような事態になっているのかはこの記事が参考になります。
異業種交流会の運営目線でお話すると、参加ルールを厳しくすればするほど、集客の難易度が上がります。
ですので、集客目的なら基本的には厳しくしたくないのが本音なのです。
しかし、参加ルールというのは運営団体が「その業種を嫌い」だから除いているのではなく、「参加者の安全を確保する」ために設けているものです。
これは、海外旅行の際に事前に知っておくことで、未然に事故やトラブルを防止できるのと同じです。
・男性が国内でよく見かける光景の、財布はお尻のポケットには絶対に入れない(盗難防止)
・パスポートなどの重要書類は、肌身離さないところに持つ(盗難防止)
・裏通りや夜道などは絶対に一人で歩かない(事件や事故に巻き込まれないため)
私たちが運営している異業種交流会では、おそらく業界内で一番厳しいと言っても過言ではないほど、細かい参加ルールにしています。
注意点② 趣旨がない、ゴチャ混ぜの異業種交流会に参加しても目的の効果は得られない
どんなに人が集まっていても、参加者それぞれの参加目的がバラバラでは、参加しても意味がありません。
これは実際に私たちが体験した話ですが、とある会に招待されたので参加したところ、その主催者が人によって
・異業種交流会やります!
・パーティするよ!
・可愛い女の子くるよ!
と、話を変えていたため、会場がもはや混沌としていたことがありました。
参加して効果を得るためには、自分と同じ目的の人が集まる場所に参加するようにしましょう。
注意点③ 外部の人間を運営として、常時募集している
私たちも全国で異業種交流会を運営していますが、会場の運営はすべて自社の人間が担当しています。
開催数を増やすために、会場を増やしたり、日数を増やすことはよく見る光景ですが、この際に運営している人間が内部の人間であるかどうかも注意すべき点です。
運営側になることで自分の営業ツールとして参加者を開拓をしたい人、同業者という理由だけで集まって開催している会、運営してみたいだけの自社と関わりのない人を、運営として迎え入れているところもよく見かけます。
果たして、このようなところに自分の個人情報を出しても、安全&安心でしょうか?
参加した翌日から異業種交流会とは全く関係のない営業メールが届く、全く知らないところから電話が掛かってくる、などのトラブルに巻き込まれないためにも、事前に注意しておくべき点と言えます。
参加して効果が得られる異業種交流会とは?
次に、異業種交流会へ参加して効果を得るために、必要なポイントについて解説していきます。
参加しても後悔しない異業種交流会とは
参加しても効果が得られる異業種交流会とは
へ参加することです。
そのためには、安かろう悪かろうでも意味がありませんし、ただ人数だけが集まっている会に参加しても意味がありません。
また、ルール無用の無法地帯へ出向いても、意味がなくなってしまいます。
趣旨が自分の目的と合っている異業種交流会
次に、ビジネスが目的なのであれば、ビジネスを趣旨として運営している異業種交流会へ参加するようにしましょう。
その際には、トラブルに巻き込まれないためにも、友達作りなどが目的ではないビジネスの話ができる会へ参加することです。
ルールや制限などにより、運営の統率が取れている異業種交流会
私たちが運営している異業種交流会の参加者の方からよく受ける質問で、次のようなものがあります。
・参加しない方が良い異業種交流会とは?
・それを選ぶ基準とは?
これに対して私たち運営が最初にお答えするのは
逆説で考えれば
・参加ルールで禁止されている業種以外
・禁止業種とは会いたくない人
このような方が参加して来るので、事前にどんな業種が参加しているのかを想像することができます。
それに対して自分が参加したいと思うか、思わないかを基準にします。
異業種交流会とは、スタートアップ企業に最適な場所
異業種交流会とは、事業規模の関係がなく、さまざまな企業が集まる場所
異業種交流会とは、参加の際に事業規模の程度で制限されているものはありませんので、スタートアップの企業でも問題なく参加することが出来ます。
特にスタート段階では、自社にとって足りないものも多く、一番大変な時期でもあります。
異業種交流会では、同じスタートアップ企業同士で繋がることもでき、パートナーを見つけることも出来ます。
事業をいち早く成長させて、軌道に乗せるためにも有効活用できる交流の場なのです。
スタートアップ企業と出会いたい、大企業や上場企業も参加している
異業種交流会には、大企業や上場企業もたくさん参加されています。
自分と同じような横の繋がりだけでなく、仕事の振り先や仕事の発注を貰える、縦の繋がりを作ることも可能なのです。
これからビジネスを発展させるために、異業種交流会へ参加してみようとお考えでしたら、是非一度私たちが運営している異業種交流会へも参加してみて下さい。
- 異業種交流会とは、ビジネスパートナーとの出会いを求める交流の場
- 効果が得られる異業種交流会とは、同じ価値観を持った人で集まれている場
- 異業種交流会とは、スタートアップ企業に最も適している場