ビジネスマナーで女性が押さえておきたい身だしなみのポイント
最近では、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルと言われるように、ビジネスシーンにおいても服装のカジュアル化が進んでいます。
ビジネスシーンでのカジュアルさとは
のことです、とサラッと言われても
それって、どういう服装??
どんなことに気をつければいいの?
と疑問が出てくるかと思います。
ここでは、女性営業マンが気をつけるべき服装についてご紹介します。
スーツでもカジュアルでも基本的なマナーは同じ
身だしなみの基本的な考え方は、服装、髪型、ネイル、メイクどれをとっても変わりません。
1,清潔感
2,機能性
3,調和
この3つの要素が具体的に何を示しているのか?を細かく説明している内容を先に把握しておきたい方は、こちらの記事が参考になります。
女性の服装は、ビジネスシーンでは上品さを意識しましょう
身だしなみとオシャレは意味合いが全く異なります。
着たい服を着たいように着る、というのはその人の個性やパーソナリティを表すものであって、ビジネスシーンにおいては不適切です。
・自身の仕事は何なのか?
・誰との商談なのか?
・どんな場所なのか?
・どんな印象を与えたいのか?
相手のことや、TPO(時間、場所、場合)に応じた服装選びを心がけましょう。
女性であれば上品さを意識すると
といった印象も与えられます。
あまり華美にならないように気をつけましょう。
女性の服装のビジネスマナーで注意しておきたい4つのポイント
1,露出度が高い服はNG
露出度の高い服を見ると、相手は目のやり場に困ってしまい気を遣わせることになります。
ビジネスマナーに厳しい方との商談であれば、常識を疑われ営業の妨げになり兼ねません。
これでは女性の上品さとはかけ離れてしまいますね。
・胸元の広い服
・胸囲のサイズが小さいYシャツ
・透け感のあるブラウス
・短すぎるスカート
・短パン
・ボディラインを強調するタイトな服装
・ストッキングを履かず素足、生足のまま
2,色づかいに配慮する
色づかいを意識して服装を選び、コーディネートに統一感を持たせるようにしましょう。
きちんとした印象や落ち着いた印象を与えたいビジネスコーデとしては、ブラック、グレー、ベージュ、ホワイトなどのベーシックカラーがおすすめです。
ジャケットの中に着るインナーにパステルカラーを使うと、女性らしい、明るくて柔らかい印象も与えられます。
3,アクセサリーや香水は控えめに
小さなアクセサリーや、少し香る程度の香水の使用であれば許容されています。
パーティーではないので、煌びやかな装飾品は必要ありません。
香水を苦手とする人もいますので、香りのきついもの、香水のつけすぎは辞めましょう。
相手が不快にならないような選択と配慮ができる女性が、デキる女性として好感度も上がります。
4,汚れや毛玉の無いもの、足音のするヒールは避ける
第一印象を決めるときに、視覚、聴覚、嗅覚などの五感をフルで活用して人を判断しています。
先に挙げた、香水も嗅覚を使っていますね。
実はビジネスマンのほとんどは、ビジネスマナーを意識して仕事に取り組まれています。
ですので当然、身だしなみを意識している方がほとんどです。
その中で、汚れや、ヒール音など不快感を与えるものは目立ちやすく、より鮮明に人の記憶に残ります。
これは、相手に悪い印象として第一印象を与えてしまうだけでなく、その後にも残りますので、そんな事態は自身にとっても本望ではないはずです。
ビジネスマナーとしては、綺麗な状態でいて当たり前!くらいに考えていてちょうど良いくらいですので、自宅や会社を出る前に全身鏡で自身の身だしなみをチェックするように習慣づけるようにしましょう。
ビジネスシーンで押さえておきたいコーデアイテム【全身用】
アウター
肌寒い季節には必須なアイテムですので、シーズンに合わせて用意しておくと良いでしょう。
・トレンチコート
・チェスターコート
・ノーカラーコート
がベーシックです。
ファーや、フード付きはカジュアル過ぎるので避けるようにしましょう。
トップス
サイズは、大きすぎず小さすぎずでジャストなものを選びましょう。
・ブラウス
・カーディガン
・セーター
これらは無地でベーシックカラー(黒、紺、白など)を数着持っておくと着回しができて重宝します。
透けそうな時は、生地の厚めなインナーを着たり、ジャケットを羽織ったりするようにします。
ジャケットには、ストライプや、チェック柄、千鳥格子が薄く入る分には問題ないです。
ボトムス
ボトムスは、無地のシンプルなデザインのものを選びます。
・ストレートパンツ
・セミフレアパンツ
・テーパードパンツ
などがオススメです。
デニムはカジュアルになるので、ビジネスの場では避けましょう。
スカート
ビジネスカジュアルは、遊びや個性を出しづらいものです。
ただし、スカートには様々の形が取り揃えてありますので、その日の気分に合った着こなしが楽しめるアイテムの一つです。
・ストレートスカート
・タイトスカート
・フレアスカート
・プリーツスカート
・シャツワンピース
丈は座った時に、膝上10cm以内になるものを着用しましょう。
タイトスカートは着席時に丈が短く見えてしまいやすいので注意が必要です。
シューズ
・パンプス
・ローファー
・高さ5cm以内のヒール
がオススメです。
スニーカーはカジュアルすぎます。
7cm以上のピンヒールは歩きづらく、移動の多いビジネスマンには不適切です。
- 身だしなみの3要素は常に意識しましょう
- 相手のことや、TPO(時間、場所、場合)に応じた服装選びを心がけましょう
- 注意すべきなのは、相手に不快感を与えないことです